デザイニウムはApple Vision Proを使った空間コンピューティングのR&D(プロトタイプの研究開発)を推進。テクノロジーとクリエイティブの融合により、ユーザーがより自然にバーチャルな環境に没入できる、これまでにない体験を提供できるようになりました。子どもから大人まで楽しめるコンテンツが、XR技術をより身近なものにします。
デザイニウムの提供するXRのミニゲームや体験ツール
デザイニウムがApple Vision Pro向けに開発したプロトタイプには、次のようなミニゲームや体験ツールが含まれています。動画は英語です。
Pet Feeding(ペットの餌やり)
Playing Fetch(ボール遊び)
AR Checkers(ARチェッカー)
Volleyball Training(バレーボールトレーニング)
Ninja Game(忍者ゲーム)
Magic Wand(魔法のステッキ)
「Pet Feeding(ペットの餌やり)」は、AR体験に遊び心を加えるゲームです。画面内では、AIで動く”すす”のキャラクターが自由に動き回り、ユーザーはダブルクリックでおやつを与えられます。おやつを探すペットたちと触れ合っているような体験を楽しめます。
「Playing Fetch(ボール遊び)」は目の前に現れる犬と一緒にボール遊びができます。遠くにボールを投げるように手を動かすと、その現実の動作がボールの軌道に反映されます。犬は、飛んで行ったボールをキャッチして戻ってきます。
また、機械学習を活用した「Magic Wand(魔法のステッキ)」にはBluetooth技術を活用しました。ジェスチャーによって、魔法を発動することができます。
このほかにも「AR Checkers(ARチェッカー)」「Volleyball Training(バレーボールトレーニング)」「Ninja Game(忍者ゲーム)」など、Apple Vision Proの性能を最大限に引き出す、インタラクティブなミニゲームを開発しました。
バーチャルツール、トラベル&アバター作成
デジタル文化遺産の保存にも力を入れています。その一例として「Tokyo Time Machine」があります。このプロジェクトでは、東京・根津の過去の景色を詳細にデジタルで再現。過去と現在を往来する没入型のAR体験を提供しています。
「AIクッキングアシスタント」「マップ」「、ミュージックビジュアライザー」の3つのバーチャルツールも開発しました。「AIクッキングアシスタント」は、Apple Vision Proを活用してキッチンでの作業をハンズフリーで支援し、より楽しく効率的に料理ができるようサポートします。
「マップ」ツールでは、Apple Vision Proを使用して、新しい形でのナビゲーションが可能になります。Googleの3Dマップをバーチャル環境で操作して、旅行計画を立てることもできます。
「ミュージックビジュアライザー」は、音声検出機能を活用。周囲の音声や音楽と連動した映像や、視覚エフェクトがリアルタイムで現れます。Apple Vision Proを活用した、デジタルとリアルの魅力的なシンクロ体験をお楽しみいただけます。
これらのプロトタイプの開発を通じ、ユーザーの入力操作やインタラクションデザインは大きく進化。直感的で没入感のある操作で、現実の動作と仮想空間での反応をApple Vision Pro上でシームレスに結びつけることができるようになりました。例えばSonyのMocopiモーションキャプチャーとの連携により、ユーザーの動きを正確に感知。カスタム2Dキャラクターや3Dモデル、Ready Player Meアバターにリアルタイムで動きを反映します。
デザイニウムは今後も、先端技術や最新デバイスを用いた研究開発を積極的に推進してまいります。
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